CG制作を始めた当初は、レタッチといっても
全体的な色調の調整・レンダリングの際に生じた不具合部分の修正程度
でした。制作過程でいえば、全体の約1,2割くらいだったと思います。
そのうち、ハード・ソフト両方の進歩につれて、扱える解像度が大きく
なったり、Photoshopにレイヤー機能が追加されたりすると、やれる範囲
が飛躍的に広がりました。そうなると、パース屋としては腕がウズウズ
してきてしまうのであります。今まで手描きにおいては一発勝負でしか
やれなかった(しかし、この緊張感が良かったのですが)ことも、何度
でも納得いくまで手を加えることが出来たり、ややもすると無機質的な
表現に留まりがちであったCG作品に息吹をあたえることも可能になりま
した。制作者の個性をより反映する手段としても、レタッチの効果は侮れ
なくなってきました。現在、弊社の作品においては、3DCGで約4割の完成
度、残り約6割をレッタチにて仕上げるくらいのつもりでやっています。
次回は、この『レタッチの効果について』
具体的に制作過程を通じて御紹介します。
御意見、御感想など何かありましたら、お気軽に下記までお寄せ下さい。
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